1990-03-29 第118回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
昭和六十二年から飲用消費が伸びたということもあって、農水省はそれまでの減産方針から増産方針に転換しましたね。酪農民に増産を呼びかけました。農家はこの方針に基づいて牛をふやしたわけです。しかし、牛乳生産が回復するまでには三年かかる。
昭和六十二年から飲用消費が伸びたということもあって、農水省はそれまでの減産方針から増産方針に転換しましたね。酪農民に増産を呼びかけました。農家はこの方針に基づいて牛をふやしたわけです。しかし、牛乳生産が回復するまでには三年かかる。
アメリカは別としまして、ヨーロッパ大陸及びイギリスは大体、現在の水準維持、つまり、これまでの減産方針を改めて、現在の水準を維持するというような政策を続けるということであります。ただ、ドイツだけは褐炭についてはやや増産ということでございます。その意味で、日本の資源状況を考えましても、少なくとも二千万トンを維持するという目標で出発すべきじゃないかと考えたわけでございます。
○足鹿委員 他の同僚委員もお待ちになっておりますから、大体この程度で、特に専売公社当局に強く要請して私の質疑を終わりますが、長期生産計画が樹立をされておるさなかであり、かつての減産方針を増産方針に切りかえられ、しかもその増産対策というものは計画どおり進んでおりません。これを今後拍車を加え増産目的を達成していく上におきましても、本年の災害等の対策に万遺憾なきを期してもらいたいと思います。
たとえば、農林大臣は、麦作改善対策、転換対策等について何ら適切なる指導も行なわず、先日突如として大、裸麦の一方的な減産方針を全国に指令しておられる。こういうことは最もよい事例だと思います。何か、先ほどの春日議員の質問に答えられて、あやふやな点がありますので、もう少し明確にしていただきたいと思います。